クライアントは、日本の中~大規模の企業であり、BtoBおよびBtoCの顧客向けに複数のSaaSベースのサービスを所有している。
クライアントは、すでに日本全国の病院やクリニック向けに、機能制限されたオンライン予約システムを運営していた。
事業拡大戦略の一環として、クライアントは、より網羅的で、既存のオンライン予約システムにも接続される新しいサービス(新しいシステム)を構築することを決定した。
異なる企業から構成される以下の4つのチームがあった。
プロジェクト管理チーム(PMツール:バックログ)
UI/UXチーム(ツール:Adobe)
フロントエンドチーム
バックエンド・インフラチーム(JP東京)
当社はバックエンドとクラウドインフラストラクチャの開発を任され、プロジェクトで次の技術スタックを使用した。
バックエンドNode JS、Mongo DB (Azure Cosmos DB)、Github CICD, API 設計ツール: Swagger, 単体テストツール: Jest (jest-html-reporter)
インフラ: Azure [Azure Cosmos DB, Azure Blob Storage, Azure Kubernetes Service (AKS), AKS Monitor, Azure CDN, Azure Container Registry, Azure DevOps]
プロジェクトで直面した主な課題には次のようなものがあった。
概して、当社の(バックエンド)チームは予定を前倒ししたが、フロントエンドチームの作業は、ルック&フィールに関する複数のクライアントからの変更要求のために手直しが必要であったため、統合テストのスケジュールに影響を与え、いくつかの依存性のバックエンドコンポーネントの開発スケジュールにも影響を与えたことがあった。
本プロジェクトでは、クラウドインフラストラクチャとしてAzure Cloudを利用することを決定した。しかし、クライアントにはAzureのノウハウがなかったため、プロジェクトで使用したサービス/サーバーごとに、非常に詳細なドキュメントと複数のデモセッションを提供するよう依頼された。Azureクラウドとその動作についてクライアントを手厚く指導することに多くの時間を費やした。
FEチーム規模で何度も遅れが生じ、クライアントから追加のドキュメントやデモのリクエストがあったにもかかわらず、当社は、プロジェクト開始時のプロジェクト管理チームの計画どおりにタイムリーに納品することができた。当社は献身的にこれを実現し、ほとんどの場合、スプリント計画をほぼ常に前倒しできるようにした。
当社は、品質とタイムリーな納品で最高の顧客満足度を確保することができた。
当社は、まず Azure Cloud の最新テクノロジーについてクライアントに提案し、次に教育することで、さらなるイニシアチブを取った。
JP東京は、フィットネスアプリのインセンティブとして、運動に対してカロリーに基づく報酬が得られるように、ブロックチェーンを活用する新しいERC-20トークンを開発した。このトークンは供給量が限られており、マイニングは不可能である。開発手法としては、Solidityを使用してスマートコントラクトを作成し、TESTNET Ropstenでトランザクションをテストし、EthereumのMAINNETにスマートコントラクトを展開し、GETHツールを使用してEthereumブロックチェーンとやり取りした。
December, 2021 | KARAN GUJRAL