──印象的だったプロジェクトや、やりがいを感じた瞬間があれば教えてください。
変革のタイミングに立ち会えること、そのものがまず面白いですね。現場の作業員の方や統括責任者の方々の声を丁寧に拾いながら、「どこをどう変えるのが妥当なのか」を考え、提案し、揉んでいくプロセスは、変化を生み出す足掛かりとしてとても重要ですし、やりがいも大きいです。
特に思い出深いのは、ある部品の生産工程におけるボトルネックを解消するため、生産計画のシミュレーションシステムを一から構築した案件です。もうたいぶ前のプロジェクトですが、そのシステムは今でも稼働しており、「実際に使われ続けている」ことの重みと達成感を感じています。
──JPTCの働き方やワークライフバランスについても教えていただけますか?
非常に働きやすい環境だと感じています。当社ではコロナ以前から在宅勤務の制度がありましたが、今ではクライアント企業もリモート勤務が当たり前になってきて、オンラインでやり取りできることが前提になっています。そのおかげで、働く場所や時間の自由度がかなり高まりました。
私は現在、鎌倉に住んでいます。出社の必要性が減ったことで通勤時間を気にせずに済むようになり、生活スタイルを大きく変えることができました。
また、勤務時間も柔軟に調整できるので、平日の昼間に家事や通院を済ませたり、趣味の時間をしっかり取ったりしています。たとえば、朝7時から9時まではサーフィン、日中は1時間半ピアノの練習、プロジェクトの合間には3泊4日の縦走登山にも出かけたりしています。仕事もプライベートも本気で楽しむスタイルが、自分には合っていると感じます。
──知的なスタミナや人間性を大切にされていることが伝わってきます。最後に、JPTCに向いていると思う人物像について教えてください。
「考えようとする姿勢」を持っている人ですね。コンサルタントの仕事は、常に正解のない問いと向き合い続けるものだと思っています。情報を集めて仮説を立てて、人と議論しながら検証していく。その繰り返しです。もちろん技術や体力はあとから身につきますが、「まず考えてみる」「人に説明してみる」ということが好きな人には向いていると思います。
JPTCには、そうした思考を尊重し、挑戦を後押ししてくれる風土があります。もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度話を聞きに来てください。